【日記】新生活になって買ったもの ①(DENON Home Sound Bar 550)

解脱君が日記を書くというので私も書くことにしました。
どうも、涼枝です。

最近は職場でも例の病気が間近に迫ってきており、自分も遠くない未来にかかる(もしくはもう無症状だがなっている)んだろうな、と思いながら過ごしています。
気分的にはあまり良くないですね。
外にも行きにくいわ(そもそも天候も悪くて病気も関係なく行けないわ)、ここまで間近だと迷惑かけるし人にも会えないわ、一人暮らしなので会話相手もいねーわ、という独身アラサーが鬱になりそうな事象てんこもりです。
こういう時の対処法としては、趣味の世界に没頭するくらいしかないのですが、ゲームをやってもあまり満たされないものです。
絵も先週は書いていましたが、今週はちょっと色塗りがスランプに陥ってあまり気が進みません。悩ましいものです。

好きなF1もやっていない。Vtuberの配信を見ようとしても、最推しは配信しないし(再開するらしいですが)、あまり好きなゲームをやってくれないので見る時間がちょっと限られてます。
テレビもないから存在感が空気な五輪も見れませんし、DAZNでサッカーを見ようとしても深夜ばかりなので翌日の仕事等を考えるとあまり無理できません。
(N○Kオンラインで見ればいいじゃん、という説もありますが、そもそもN○Kに金払いたくないからテレビを持っていないスタンスなので、なんかそれを見るのもなあ…という感じ)

こういう時はダラダラと音楽でも聴くなり、こうやって日記でも書くしかないな、ということで今に至ります。
そういえば、4月から新生活を初めて色々買ったレビューしたいガジェットいっぱいあるが、していないなと思い、じゃあやっていくかと。
そして、今のような状況では音楽でも聴くしかない……ということから、買ったサウンドバーについて解説していこうかと思います。

■ 購入したサウンドバー (DENON Home Sound Bar 550)

(そもそもなんでサウンドバー?)
音楽はいままでオーディオインターフェース(Roland Rubix22)経由でヘッドホン(SONY MDR-M1ST)にて聞いていたのですが、ハイレゾに対応して綺麗に聞こえるとはいえ、やっぱり長時間この密閉型のヘッドフォンをつけているのはきつい。
また、一人暮らしだし、特に音漏れしていただいても一向にかまわないという家の事情があり、スピーカーが欲しくなったのがキッカケです。

今まではディスプレイ内臓のスピーカーから音を出していたのですが、流石に音質的にきつい。デュアルディスプレイにしている都合上、片方からのみ鳴るという違和感もかなり嫌でした。
しかし、140cm級のデスクとはいえ、27インチディスプレイを真横に並べてしまっている都合上、普通サイズのスピーカーですら置きたくないというスペースの問題もあります。
そこでBluetooth接続のポータブルスピーカー(SONY SRS-XB3)を解脱君から借りパクし利用していたのですが、ハイレゾ非対応だし、やっぱり独立したステレオではないことから生まれてしまう音の広がり的に少し満足できませんでした。

そこから生まれた結論が、幅広&高さが低いサウンドバーをディスプレイ下に設置することで、設置面積と音質、音場が形成されるスペースを確保しようというものです。
また、最近流行しつつある立体オーディオ(3Dオーディオ)をPCで聞きたい!という思いもあり、サウンドバーを選定していくことにしました。

(サウンドバーってさ……)
で、一番の問題点ですが、そもそもサウンドバーはPCに接続することはほとんど想定されていません。
巷のサイトを探してもPCに接続して常用しようなんて人はあまりいませんでした。
しかし、一部には私のような少し違った趣向の方がいらっしゃいまして、可能であることは分かりました。
まぁ、HDMI接続できるならどうにかなるか、と思い結構行き当たりばったりで選定したのですが、やはり特有の悩みを抱えていくことになります。(後述します)

(どのサウンドバーにするか)
ヨドバシカメラあたりにでも行って、好きなサウンドバーを探して決めるのが一番なんだと思いますが、正直あのうるさい店内で、人ごみの中、店員さんに圧を掛けられながら商品をただ聴くというのはあまり性に合いません。
したがって、新製品を買うような一種の推測で購入していこうと決意。機能面やスペックで満足していくしかないな、という判断に至りました。
いつものように防衛省による調達戦闘機の要求(F-x)のような基準を作って、製品をしぼっていきました。

・空間オーディオに対応している (Dolby Atmosは最低限必要。DTS:Xにも対応していれば望ましい。)
・高さ80mm以下(画面下におけるギリギリ寸法)
・金額は5万円前後

このあたりから想定すると、この5機種が候補となってきました。

Panasonic SC-HTB1 43,800
【構成】スピーカーユニット数:7(フロントLR:40mmコーン×2&10mmツイーター×2,サブウーファー:80mmコーン×1&80mmパッシブ×2)
【最大出力】80W(フロントLR:25W×2 サブウーファー:30W)
【フォーマット】DTS:X/DolbyAtmos/ハイレゾ
【コメント】最もコンパクト且つ全てのフォーマットに対応する万能型だが、幅狭で音の広がりという点では疑問が残る。この金額帯としてはユニット数が多く豪華な構成だが、出力が弱いのが気になるところ。

SONY HT-X8500 36,400
【構成】スピーカーユニット数:4(フロントLR:52mm×90mm×2,サブウーファー:52mm×90mm×2)
【最大出力】160W(フロントLR:40W×2 サブウーファー:40W)
【フォーマット】DTS:X/DolbyAtmos
【コメント】十分な出力だがスピーカーユニット数的には2万円台の機種相当。ソニーなのにハイレゾに対応していない違和感。5万円の価格帯よりかは、もう一つ下か比較対象になる印象。

JBL Bar 5.0 MultiBeam 37,973
【構成】スピーカーユニット数:7~9(フロント:80mm×48mm×3,ビーム用スピーカー:80mm×48mm×2,サブウーファー:75mmパッシブ×4)
【最大出力】250W
【フォーマット】DolbyAtmos
【コメント】ビーム用スピーカーによる環境検知機能がつくのが魅力的。豊富なユニット数に出力も十分だが、ハイレゾに非対応。

Sonos Beam gen2 59,800
【構成】スピーカーユニット数:8(フロント:ツイーター×1,フロント:コーン×2,LR:コーン×2,サブウーファー:ラジエーター×3)
【最大出力】不明
【フォーマット】DolbyAtmos/ハイレゾ
【コメント】5万円を超えるとユニット数はこれが標準か。Gen2よりDolbyAtmosに対応し、とても魅力的になった。新興メーカーだが評判も良く、良い選択肢に思えるが、私の検討時にはgen2がなかった……

DENON Home Sound Bar 550 86,680
【構成】スピーカーユニット数:9(フロント:19mツイーター×2&55mmミッドバス×4&50mm×90mmパッシブ×2 リア:50mm×90mmパッシブ×1)
【最大出力】不明
【フォーマット】DTS:X/DolbyAtmos/ハイレゾ
【コメント】豊富なユニット数に、すべてのフォーマットに対応するのは10万円価格帯のものに相当。ただし、本体金額高め。拡張で後ろに2つのスピーカーを追加し、本格サラウンドも可能だが、スピーカー×2で7万円……

この中では③のJBL 5.0 Multibeamが当時最もコスパがよさそうだったので予約したのですが、半導体不足でまったく商品が届かず……
業を煮やして、思い切り金額を上げDENON 550に切り替えました。
理由としては、フォーマットは全て対応しており、機能に不足がないこと、コンパクトさを重視したという設計思想
そして、将来的に拡張できるという魅力……これにあらがえなかった感じですかね。では、実際にとどいた感想を述べようと思います。

(良かったこと)
音は良いと思う。低音は机に振動が伝わりまくるほどの迫力があり、フロントのサウンドバーのみでもDolby atmosのデモを聞くと後ろから音が聞こえるような印象を受けます。
基本性能に文句は一切なく、非常に満足しています。
ハイレゾも違いが分かるような音で再生されていて、とても良い印象です。

(良くないこと)
HEOSというDENONの独自アプリがあるんですが、ハッキリ言ってゴミです。
Amazon musicならこのHEOSからも再生できるんですが、PCから再生することと比べてのメリットは皆無。
Amazonに登録したプレイリストは一切使えなければ、空間オーディオにも対応しません。このアプリのメリットは基本ないです。
この辺はきっとsonos beamの方が良いんじゃないでしょうか。

もし、Amazon musicで空間オーディオを聞きたいのであれば、iPhoneからだとairplay2を使ってdenon550に接続するしか方法がない感じで非常に面倒です。

そもそも論、22年2月時点、Amazon musicやapple musicで空間オーディオを聞くにはWindowsから聞けないというクソ仕様だったりします
また、映画であったとしても、NetflixやAmazon Primeもチェックしましたが、対応作品がほとんどなく、正直宝の持ち腐れ状態です。
このことを鑑みると、まだまだDolbyAtmosやらDTS:Xなんかは気にしなくて良いのかもしれません。

(面倒なこと)
普通に使ってても面倒なことがあります。
基本的にHDMI入力がデフォルトの設定ではないので、DENON 550起動時には常にHDMIモードに切り替えなければなりません。
一旦HDMIからの出力が消える状態(PCのスリープ状態)からの復帰でもそうです。毎回、毎回リモコンでHDMIを選択しています。
しかも、このリモコン結構赤外線の位置が悪いのか反応も良くないです。これが一番のストレスだったりします。

■ 結局言いたいこと。
こういうのを買うときって、どうしても空間オーディオの対応とかを気にしたくなってしまうんですが、現時点で対応しているものは多くないです。

それに加えていえば、最近だとWindowsをメインにしていると機能制限を喰らうという有様です。
パソコンを持つ人口とスマホ/タブレットを持つ人口が逆転してきてしまったこと。
そして、色んな権利関係からの保護を考えるとパソコン対応の方がスマホ/タブレットより優先順位は低くなるし、ハードルは高くなるのでしょう。

会社としての対応としては分かるんですが、技術的にはこんなおかしいことはないですよね。開発はパソコンでやってるんでしょうから。

技術が普及し、使用する人口が増えると、商業的意義が重視されるようになる。
しかし、それがすべての人を幸せにするとは限らない。資本主義という考え方もいずれ、過去の考え方になるかもしれませんね。

やはり、これからは……

……こういうネタもしにくい世の中になっちゃってますよね。本当。

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